過去入賞作品一覧

2019年

一般部門

グランプリ  『Time tunnel』

撮影者: 大澤 匡 様

審査員コメント:パッと見た時に他の応募作品とは違ったインパクトを受けました。このフォトコンでは洞窟ポイントで撮影されたものもとても多いのですが、その多くが洞窟に降り注ぐような光をダイバーや魚と絡めたものがほとんどです。こちらの作品は、洞窟出入口付近の天井部分を見上げて撮影されたもの。漣に揺れる水面は細かな波紋を作り出します。洞窟の暗さと深い群青の美しさが見事に融合し幻想的な写真となっています。素晴らしい作品だと思います。

受賞者コメント:台風で宮古島に行けなかったリベンジで、太陽光線が真夏ほど強くないと感じながら潜った9月の通り池。ガイドの佐瀬さんがお勧めしてくれた水路を見ると、水面に群青色の妖艶なさざ波が続いており、それはまるで、タイムトンネルのようで、進むと、未来か過去に行ってしまうような錯覚に陥りました。見たままを表現するために、露出を変えて何十枚も撮影してしまいました。やっと頂いたグランプリ、嬉しいばかりです。

準グランプリ  『宇宙からの訪問者』

撮影者: 藤田 貴美子 様

審査員コメント:サンゴの上に着底するアカメハゼを正面から捉えた作品。アカメハゼは体調も2~3cmほどと小さく、とても臆病で撮影が難しい魚なのです。ここまでクローズアップするにはかなり接近しなければならないので、撮影技術もダイビングスキルもかなりの方だと思います。アカメハゼの特徴であるピンクのガラスのように透ける眼球の美しさが印象的です。

受賞者コメント:Cカードを取った頃からのホームグラウンドが宮古島なので、とても嬉しいです。この時は、アカメハゼのクローズアップレンズでの撮影に初めてチャレンジしました。ものすごく苦労する体勢の中で、ファインダーの中にアカメハゼの姿が現れた時に感動しました!画像に現れたアカメハゼは、まるで宇宙からの訪問者のように見えました。いつも宮古の海と生物の素晴らしさを伝えてくれるエミナマリンの松浦さんとスタッフに心から感謝しています。

準グランプリ  『淡水でリフレッシュ』

撮影者: 天野 利哉 様

審査員コメント:通り池は2つの池が地下通路で繋がっていて、ダイバーはその通路を通り抜けることができます。池の淵から淡水が湧き出て、視界がもやもやするハロクラインがとても印象的です。写真左右の青色の違いで塩分濃度の違いも分かりますし、何より面白い。そしておそらく淡水浴にきた小型のイソマグロの群れから、魚たちの生態行動も見えてきます。とても興味深い写真だと思います。

受賞者コメント:宮古島フォトコンテストの準グランプリという素晴らしい賞をいただき光栄です!この写真を見た人が、宮古島に来たくなるような写真を撮れたらと自分が好きになったこの島に足を運んでいます。僕を写真の世界に引き込んでくれた先輩と、アクアストーリーのみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。

優秀賞 『Fish’s dwelling』

撮影者: 坂梨 公紀 様

審査員コメント:影になっている手前の魚にフォーカスを合わせ、後ろの光芒をボカすというなかなか面白い試みだと思います。スローシャッターで魚に動きをつけるなど、もうひと工夫あるともっと良くなると思います。

優秀賞 『mermaid』

撮影者: 山田 育美 様

審査員コメント:とても良いシチュエーションで、モデルとなっているスキンダイバーのスタイルもとても美しいですし、ロングフィンのしなりなども良いのですが右足の折れ方や手の位置など。臨場感はありますが作品とするには少し雑な印象を受けます。

受賞者コメント:今回このような賞を頂けた事、とても嬉しく思っています。宮古島には毎年訪れていますが、毎回違った水中写真の楽しみ方を提案してくださるアクアストーリーのクニさんやスタッフの皆様、また今回モデルになってくれたみのりちゃんにも感謝の気持ちを伝えたいです。Teamアクアストーリー最高です!ありがとうございました。

優秀賞 『School of Barracuda』

撮影者: 山口 智子 様

審査員コメント:カマスの大きな群れをダイナミックに捉えています。このタイミングを縦位置で撮影したのは良いと思いますが、左右の魚の切れ方がやや中途半端です。もう少し引いて全体のディテールまで注意して見てください。それから画面下のシャドー部分が暗く潰れすぎで勿体ないです。

受賞者コメント:宮古島でこんなに大きなカマスの群れを見たのは初めてで、夢中になり撮りました。いつも的確なガイドをしてくださるFish a go go!の佐瀬さんご夫婦に感謝です。

優秀賞 『アロハ〜』

撮影者: まゆ 様

審査員コメント:体験ダイビングのワンシーンでしょうか?クマノミとの出会いは思い出に残ると思います。こういった素直な記念写真というのも楽しさが伝わってきて、本来の写真の役割を果たしているのかもしれません。

受賞者コメント:宮古の海を初めて潜らせてもらって大好きになりました!

優秀賞 『うたたね』

撮影者: 中障子 亜希子 様

審査員コメント:アオウミガメのとても眠たそうな瞳が可愛く、印象的です。この写真に限って言えば右の青い余白部分など、ワンフレーム中の構図のバランスをもっと気をつけて見てください。

受賞者コメント:カメラを向けても安心しきってうつらうつらと眠り続ける小さな亀さん。この子みたいに、宮古島の海の生き物がいつまでも安心して暮らせる海であることを願います。大好きな宮古島の海をいつも案内してくれるfg2の佐瀬さんご夫妻、ダイバー仲間に感謝です!ありがとうございました

優秀賞 『お散歩』

撮影者: 大場 健一郎 様

審査員コメント:何と言ってもこの可愛らしさがこの写真の全てだと思います。お菓子のようにカラフルで美しいウミウシが3匹も並んで、本当に散歩を楽しんでいるようで微笑ましい写真です。上の1匹だけフォーカスが緩いのが勿体ないですね。

受賞者コメント:地形だけではない宮古島の海に魅せられて10年以上これからもマクロ生物の魅力を伝えていきたいと思っています。今回はありがとうございました。

優秀賞 『ささって抜けません・・・』

撮影者: 児島 一博 様

審査員コメント:タイトルを見た時に思わず笑ってしまいましたが、とても面白いと思います。もう少し自分の位置を壁側に持ってくるなど、もっとささっている感じを出せたらより面白かったですね。

受賞者コメント:普段はマクロ派ですが、宮古島でワイドの楽しさにも目覚め始めてきた矢先、こんな賞を頂きましたので、これから本気でワイドの方も頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。

優秀賞 『シーウォーク初体験!』

撮影者: 藤井 あや 様

審査員コメント:イソギンチャクから透過しているクマノミの姿が本当にシーウォーカーを楽しんでいるようで面白いです。この調子で色んな角度や視点から撮影してみてください。

受賞者コメント:入賞したと聞き「まさか自分が!?」と本当に驚きました。イソギンチャクの接写が楽しく撮っていた中で偶然に撮れた一枚でしたが、子どもクマノミがお母さんクマノミに「いってきまぁす」と言っているような感じがカワイイなぁと思い応募させていただきました。拙いカメラワークにいつも気長に付き合ってくださり、アドバイスを下さるエミナマリン松浦氏と宮古島の海を楽しませてくださるスタッフの皆さんに心から感謝します。ありがとうございました。

優秀賞 『ひのまる』

撮影者: 藤山 幸広 様

審査員コメント:素早く泳ぐキンギョハナダイを正面から捉えているあたりに技術の高さを感じますが、全体的に彩度がビビッドになり過ぎて、ヒレのピンクや尾の紫の色が滲んでしまっています。最後の現像までしっかりと仕上げてみてください。

受賞者コメント:この度は、素晴らしい賞をありがとうございます。昨年、古見さんに頂いたアドバイスにより、生物に向き合うことが楽しくなりました。その中で、ハナダイ(雄)を正面から撮るときに、日の丸のような美しい模様が大好きになり、何度もチャレンジしました。いつもエミナマリンの松浦さんのスタッフの皆さんに素晴らしいガイドをとサポートをして頂いて感謝しています。

優秀賞 『魚群をかき分けろ!!』

撮影者: 西澤 由佳子 様

審査員コメント:とてもストレートで素直な写真ですが、自分がその場でこの光景を見上げているような気分にさせてくれる優れた写真だと思います。キレイにまとまってこれはこれで良い作品ですが、力強さは若干物足りません。ストロボを軽くカマスの群れ全体に当てたものなども見たかったです。

受賞者コメント:ワイド写真で入賞したのは初めてでとっても嬉しいです。いつもお世話になっておるFishagogo!の佐瀬さん夫妻、ステキなガイドと美味しいランチありがとうございます!

優秀賞 『魔王の螺旋階段』

撮影者: 大参 祐一郎 様

審査員コメント:洞窟の中の魚の群れが螺旋階段のように美しく伸びています。暗い場所ゆえシャッタースピードが遅くなって、魚がブラしているところにもセンスを感じます。

受賞者コメント:友人らとの思い出に花を添えることができました。
ありがとうございます。魔王の宮殿は初めてでしたが、まさしく荘厳で圧倒されました。その光から影までを写真に撮りたくなり、ISOはなるべく低い値を設定。そのため、低速でシャッターを切ることになりましたが、魚に流れができてちょっと面白い写真になったので、今回応募いたしました。このような素晴らしいポイントを案内していただいたマリンズプロ宮古様には唯々感謝です。

優秀賞 『蜜柑』

撮影者: 横尾 裕美 様

審査員コメント:全体的にあたたかな印象を受ける色調でとてもキレイな写真だと思います。やや白化した状態のイソギンチャクは、マクロ写真の良きアクセントとなりますね。もう少し絞りを絞った方が写真が締まるような気がします。

受賞者コメント:宮古島では、自分が本当に可愛いとか、綺麗だとか思うものを自由に撮らせていただいています。こんなに楽しい時間を過ごさせていただいたうえに、賞をいただくことができて幸せです。もっと伝わる写真が撮れるようにこれからがんばりたいと思います。

優秀賞 『竜巻』

撮影者: ネイチャ 様

審査員コメント:とても良い瞬間を撮影されています。もう少し群れに寄るなり、少し俯瞰気味に位置を取るなどして、群れのダイナミックな動きが現れるよう工夫してみてください。

受賞者コメント:透視度の素晴らしい宮古島の海を広めに撮りました!カマスが優雅に色々な型を変える様を見ていたら、あっという間に1時間過ぎてました!

 

ビギナー部門

最優秀賞 『きれいに曇りました』

撮影者: むった 様

審査員コメント:レンズが結露しているのかハナミノカサゴを中心に周辺がボケていますが、それが結果として良い雰囲気を作っていると思います。沈船の薄暗い環境に、鮮やかにライティングされた被写体のコントラストが目を惹きます。

受賞者コメント:偶然曇ったお蔭で幻想的になりました。素人にしか取れませんよ!

マリンダイビング賞 『旅路』

撮影者: 室谷 香菜 様

審査員コメント:ノコギリハギが主人公で、海の中を旅している最中と見立てたものだと思いますが、周りにはお供のスズメダイやスカシテンジクダイがたくさんいて、ノコギリハギが一人(単体)でも寂しくなくて楽しそうな“旅路”に。右側の赤いヤギが写真に彩りを添えていて、バックは暗いものの華やかな写真に仕上がっていると思います。この先主人公にはどんな冒険が待っているんだろう? どんなイベントがあるんだろう? そんなことを感じさせてくれる一枚。素晴らしいです。
月刊『マリンダイビング』編集長 後藤ゆかり

受賞者コメント:マリンダイビング賞とっても嬉しいです♪ありがとうございます♪大好きな宮古島の大好きな海。素晴らしいポイントに連れて行っていただき、夢中になってキラキラバックのこの子を撮っていました♪ いつも素敵な出会いがある大好きな海、これからも沢山写真に残したいです♪

 

未来に残したい宮古島の海部門

最優秀賞 『Just the two of us』

撮影者: 大澤 匡 様

審査員コメント:宮古島の景勝地となっている通り池にはたくさんの観光客が訪れます。池側から眺める景色というのはダイバーの特権とも言えるものかもしれませんね。写真の2人は、通り池をバックに記念写真を撮っているのでしょうか。池を背景に、青く晴れた日はとても気持ちが良い記念写真になったと思います。が、2人の写真に池に浮く撮影者が写っていたら、残念だけども面白いなと思いました。

受賞者コメント:グランプリを頂きました作品と、同じタイミングで撮影した作品でした。通り池で浮上すると、通常、陸上で見学している方がたは、私たちダイバーを驚きとともに凝視してくれるのですが、この時、中心にいたカップルは、私たちを全く気にることなく、お二人の世界に入っていました。私は、気持ちは理解できると共に、頭の中で、なぜか“Just the two of us”の曲が流れてきて、それを表現してみました。その気持ちをご理解頂き、ありがとうございました。


アクアスター賞 『探検中です』

撮影者: 坂爪 里奈 様

サマーパーティー賞 『くすぐったい!』

撮影者: ネイチャ 様

fish a go go!賞 『海中のバブル遊泳』

撮影者: 打越 真理 様

エミナマリン賞 『みぃ〜つけた』

撮影者: 佐子 昌太 様


2018年

一般部門

グランプリ  『栖』

撮影者: 宮坂 真由美 様
審査員コメント:
洞窟の内部から上を見上げるように撮影されたのでしょうか。
光の部分、暗い岩の部分、そしてたくさんの魚のシルエットが幾何学的な模様を作り上げているようにも見えました。
写真的に考えればもっと光の輝く部分を多く取り入れて「洞窟らしさを」出してしまいがだと思いますが、タイトルの「栖」が強調されて良い雰囲気です。
横位置にしなかったのも正解だと思います。
素晴らしい感覚だと思います。
おめでとうございます。

受賞者コメント:
洞窟を進みふと振り返った先に見えたのは、まるで魚のおうちにお邪魔しているかのような光景でした。
撮りたいと思ったままに撮った写真で賞をいただき、嬉しくも驚いています。 宮古島の海の魅力を教えてくれたアクアストーリーさんと、写真の楽しさを教えてくださった皆さんのおかげです。ありがとうございました。

準グランプリ  『お行儀悪い子』

撮影者: 加藤 禎之 様
審査員コメント:
ギンガハゼが何かを捕食している良い瞬間を捉えています。
狙っていてもなかなか撮れる瞬間ではありませんが、いざそのタイミングがやってきた時に、チャンスを逃さずしっかりと捉えられた、撮影者の技術が光る作品です。
縦構図で正解のお見事なカットです。

受賞者コメント:
完全にイロモノ枠と思って応募したのですがまさかの賞をいただき大変恐縮です。
台風前後で大変な中で安全なガイドで写真撮らせていただいたアクアストーリーさんと宮古島に感謝です。

準グランプリ  『恵み』

撮影者: 山口 智子 様
審査員コメント:
色合いの美しいシチュエーションを見つけ、ストロボ光もキレイに光は回っています。
全体的にとてもバランスがよく、写真としてとてもまとまった作品だと思います。
しかしながら、それ故に力強さが少し物足りない印象。
光の強弱で立体感を出したいところです。

受賞者コメント:
大好きな宮古島の海の写真での受賞、大変光栄です。
いつも的確なガイドをしてくださるfish a go go!の佐瀬ご夫婦と、豪華なランチが楽しみで年に数回通っています。
この美しい宮古の海がいつまでも続くことを願うばかりです。

優秀賞 『光の王道』

撮影者: 森下 節子 様
審査員コメント:
タイトルの通り王道です。
太陽の位置、光の筋の強さなど見ているだけでも気持ちよくなる写真ですね。
ただ、皆同じような写真を宮古島では撮っていると思うので、やはり単調というかインパクトには欠けます。
例えば思い切り寄ったり引いたりしてみたりなど、もう一工夫欲しいところですね。

優秀賞 『竜宮城へLet’s go !』

撮影者: 中障子 重紀 様
審査員コメント:
素晴らしい瞬間を見事に捉えています。
このような瞬間に出合った時は、いかに落ち着いて、かつ素早く撮影ができるかがポイントです。
カメの切り方もセンスがいいと思います。
もう少し現像を丁寧に仕上げるともっともっと良くなると思います。

優秀賞 『流星に誓う』

撮影者: 中障子 亜希子 様
審査員コメント:
奥行き感を感じさせてくれる、とてもおもしろい狙いなのですが、後ろの魚影をもう少し明確にすると、もっと流星の感じが出ると思います。
背景を明るくするなど、露出の取り方を工夫してみてください。

優秀賞 『南の海のジェットバス』

撮影者: 横尾 裕美 様
審査員コメント:
いい場所にいるヒトスジギンポに出会いましたね。
かわいいです。
普段は動き回っているので撮影するのも簡単ではありません。
ここまでソフトコーラルに入り込んでいるというのも珍しいですね。
良き瞬間にしっかりとシャッターを切る事ができる、技術の高さも感じます。

優秀賞 『summer!』

撮影者: ichi 様
審査員コメント:
シンプルな構図でサンゴ礁の広がりをうまく表現できていると思います。
が、手前側のサンゴの写り込んでいる量が多く、サンゴなのかハナダイなのか、はたまた太陽なのか?主題が分かりづらくなってしまっています。
最も強調したいものをもっと強調してみると良いかもしれません。

優秀賞 『終の棲家”?”』

撮影者: 大内 一晃 様
審査員コメント:
白化してしまったイソギンチャクに住み着いている、ハマクマノミの幼魚の物悲しさが表解されていると思います。
これから命絶えるかもしれないイソギンチャクと、クマノミの幼魚の無邪気な姿がなんとも言えません。

優秀賞 『水中草原』

撮影者: 甲田 圭 様
審査員コメント:
宮古島らしい洞窟の美しさをストレートに表現できていると思います。
日光が差し込む場所だからこそ、ここまで美しい緑の藻が繁茂しているのでしょう。
見ていて気持ちよくなる光景を自然な状態で写し撮れていますね。

優秀賞 『世界一美しいジャンケン』

撮影者: 山田 育美 様
審査員コメント:
世界一かどうかは分かりません(笑)が、キレイだと思います。
かなり綿密に作り込まれたシチュエーションなのでしょう。
こういう水中写真の楽しみかたもありだと思います。

優秀賞 『きらきら、キラキラ』

撮影者: 尾土井 悠 様
審査員コメント:
光とキンメモドキのバランスが良いです。
撮影者のセンスを感じさせてもらえる作品だと思いますが、もう少し手前にもピントが欲しかったですね。
技術も感覚も優れた方だと思いますので、細部まできっちりと仕上げることを心がけてみてください。

優秀賞 『空高く』

撮影者: 尾土井 由香 様
審査員コメント:
なかなか面白い瞬間を捉えていると思います。
差し込む光が強すぎると洞窟内の岩が明るくなりすぎて雰囲気を損ねてしまいそうですが、実に良いタイミングで撮影していますね。
穴に吸い上げられていくかのような魚群が美しいです。

優秀賞 『家族』

撮影者: 藤田 貴美子 様
審査員コメント:
少しずつ動くアカハチハゼをうまくまとめています。
動きが速いわけではありませんが、絶えず動き続けていることが多いので、良いタイミングでシャッターを切れました。
前後のボケたアカハチハゼが効いて、中央の個体を際立たせています。

優秀賞 『笑顔が見える?』

撮影者: 桐原 利規 様
審査員コメント:
最初は何が何だかわかりませんが、じっくり見たら笑顔が浮かんできました。
写真は狙ったものが全てという訳ではありません。
この写真にこの瞬間が写り込んでいて、この写真をセレクトして応募できたことに、とても価値があると思います。

 

ビギナー部門

最優秀賞 『大好きな家路』

撮影者: 藤山 幸広 様
審査員コメント:
この写真が醸し出す雰囲気が良いですね。
大きくボケの効いた絞りやカラフルなヒドロ虫類もよくマッチしています。
被写体と向かい合う感覚はとても良いと思いますので、今後も様々な角度から海の生物を見つめてもらえたらいいですね。

受賞者コメント:
このような素晴らしい賞を頂き、本当にありがとうございます。
ウミウシが、ヒドロが咲く道を歩いているのを見た時に、自分が子供の頃にも感じた、いつもお散歩している大好きな路。
大好きな家路へ向かう花咲く田舎道に見えて、題名を「大好きな家路」と名付けました。
地形で有名な宮古島という感じではないですが、一生懸命生きている、このような宮古島の小さな生物からも、私が大好きな宮古島の素晴らしさを、少しでも皆さんに感じていただけたら幸いです。
じっくりとマクロ撮影をサポートして下さったエミナマリンの松浦さま、スタッフの皆さま、ありがとうございました。

優秀賞 『青天』

撮影者: かな 様
審査員コメント:
とてもストレートな写真ですね。
間違いなく晴天の夏の気持ちいい海が伝わってきます。
現場の水の温度や質感まで感じさせてくれるような、爽やかな作品です。
横位置で撮影すると間延びしてしまいがちなシチュエーションですが、思い切って縦位置で太陽も入れ込んでいる事で奥行きも感じます。

優秀賞 『サラサゴンベ』

撮影者: 井口 奈緒 様
審査員コメント:
ウミガメがサラサゴンベを見つめているかのような、とてもおもしろい瞬間を捉えていると思います。
海の中でウミガメに出合うと、亀にばかり目がいってしまいがちですがその周辺を取り巻く生き物と一緒に映しこむ事で、写真の中に様々なストーリーが見えてくる事があります。
サラサゴンベのボケ具合も絶妙で、説明的になりすぎていないところが素晴らしいです。

優秀賞 『バブルの散歩』

撮影者: 椎葉 純一 様
審査員コメント:
穴の中から立ち上がるエアーの中を泳ぐダイバーを撮影した気持ちの良い写真ですが、もう一工夫欲しかったところ。
もっと引いてダイバーをたくさん入れられる角度を探す、逆にもっと寄って泡を大きく写し込み、遠近感を創出するなど、色々トライしてみてください。

優秀賞 『青の世界の空中散歩』

撮影者: 室谷 香菜 様
審査員コメント:
クラゲのふわふわと漂っている感じがとても心地良いです。
ダイナミックな宮古島の中にあって、この空間だけ時間が止まっているかのような雰囲気が出ています。
もう少し引いて、太陽と海の部分があってももっと良いかと思います。

優秀賞 『雲のような波しぶき』

撮影者: 松谷 千寿 様
審査員コメント:
波が岩にあたり砕けるところを見上げたダイナミックな写真です。
良いシチュエーションをセレクトしていると思いますが、右側二人の入り方が中途半端になってしまいました。
思い切って切ってしまっても良かったと思います。

マリンダイビング賞 『ハンドパワー』

撮影者: 寺村 和章 様
審査員コメント:
昨年に続き、ビギナー部門とはいえ力作ぞろいで今年も正直、とても迷いました。そして改めて宮古島の海のポテンシャルの大きさ、自然環境の豊かさを感じさせてもらえるいい機会となりました。ご応募いただいた皆さま、ありがとうございます。
そんな中で、くすっと笑えてなおかつ宮古島らしさを表しているこの「ハンドパワー」という作品を選ばせていただきました。モデルになられているのはガイドさんだと思うのですが、天井から射し込むスポットライトを手のひらに受け止めて、神がかった力を発揮されているようなこの写真。意図して撮影しなければこんな作品にはならなかったのではないかと思うのですが、作者が「水中写真を撮る」のを楽しんでいらっしゃることがわかるような、素敵な作品だと思います。これからもいろいろな水中写真を撮って、ぜひ『マリンダイビング』が開催している「地球の海フォトコンテスト」にもご応募いただければ幸いです!
『マリンダイビング』編集長 後藤ゆかり

未来に残したい宮古島の海部門

最優秀賞 『時空の先へ』

撮影者: 中瀬 博一 様
審査員コメント:
波風のない穏やかな海は文句なしに気持ち良いですね。
べた凪の海を疾走するボートの船首から、海風も感じさせてくれる爽やかさ。
写り込んでいる皆さんの高揚感も感じます。
よき旅の思い出となるような素晴らしい記念の写真です。

受賞者コメント:
栄誉ある賞に選んでいただき、宮古島を愛する者として大変嬉しく思います。
この写真はベタ凪ぎの八重干瀬で撮影したもので、揺らめく姿に自分が海の中なのか海上なのか、はたまた時間軸まで越えて行きそうな不思議な感覚だったのを覚えております。
今後も美しい宮古島のために何か少しでも力になれればいいなと考えております。この度は有難うございました。

優秀賞 『サンセットタイム』

撮影者: 鈴木 美香 様
審査員コメント:
夕焼けの美しさと、楽しい一日が終わっていくという寂しさが写真に現れているようです。
楽しい一日を遊び疲れた人の後ろ姿と、ぽつんと取り残されたボールの哀愁が、写真から醸し出されています。

 

審査員総評

今回はじめて宮古島フォトコンの審査を担当させていただきました。

僕も毎年潜り続けている宮古島の海を、皆さんじっくりと潜り込んで撮影を行なっている様子が作品から、技術的にも上手くまとまった秀作が多く、選考には大変苦労しました。

しかしながら上位に食い込んでくるような、力強い作品はそれほど多くなかったのも事実です。

例えば宮古島の代名詞である地形ポイントがありますが、それをどう「自分の視点(オリジナリティー)」で切り撮っているのか?ということが、もっとも大切なのかなと思います。

みんなと同じ場所で撮影していたとしても「自分の視点」を大切にしてください。

目の前の広がる光景だけでなく、上下左右前後にも神経を張り巡らせてみてください。

もっともっと自由で楽しい「自分の視点」を見つけることができれば、どんどん写真の楽しさが倍増してくると思います。