2025年結果発表

宮古島フォトコンテスト最新情報

2025年宮古島フォトコンテスト入賞作品発表!

今年度もたくさんのご応募ありがとうございました。
審査員の茂野優太さんが選んだ作品はこちらです!
入賞された方々、おめでとうございます♪

総評

こんにちは。水中写真家茂野です。

全ての写真を拝見してまず思ったのが本当に多彩な作品が応募されているということ。
宮古島といえばダイナミックな地形が印象的ですが、地形だけでなく、マクロの世界、サンゴ、マクロなど、実に幅広いシーンが撮影されていました。

この多様さが、このフォトコンテストが長く続いてきた証であり、参加者の皆さんの視点が年々洗練されていることを感じます。

実は僕自身、2018年に宮古島フォトコンの表彰式のイベントに参加させてもらったことがあり、それ以来、毎年宮古島フォトコンテストを楽しく見させて頂いていました。

ただ宮古島フォトコンの難しいところは、それでもやっぱり宮古島の圧倒的な魅力の1つは地形のポイントであること。
地形は光の入り方などあれど、やっぱり見たことある写真や構図、シーンになることが多くあります。

ただ同じ場所でも撮る人によって微妙に違う光の捉え方や構図の切り方があり、その時感じた感動のようなものが写真に乗ると、そこに“撮影者らしさ”が生まれてくることがあります。

できるだけ、そんな写真から感じられる作者の想いや意図、言ってしまえば物語性を感じられるような作品を選んだつもりです。

今回は僕が審査員という形で作品を選ばさせて頂きました。
ただ応募されたすべての作品に、撮影者それぞれの「宮古島」がありました。
人が違えば感じる魅力も違うでしょう。

本当に素晴らしい写真がたくさんありました。

これからもぜひ、楽しみながら、
写真を通して宮古島の海の魅力を発見していって頂けたら嬉しいです。

ありがとうございました!

一般部門

グランプリ 『着陸』

撮影者
彫谷 一郎 様

審査員コメント
見た瞬間に「こんな写真は宮古島でしか撮れないでしょ!」と強く思いました。17endの飛行機が着陸する光景は僕も知っています。

ただ、どうしても水中写真という思考で考えると、半水面にして、空を半分、水中世界を半分というように横から飛行機の側面を撮ろうと考えてしまいます。

ただ撮影者の方は潔いほどに水中世界の部分は捨て、水面をギリギリポートの下側に入れるようにして水中から撮影をしているという表現に落とし込んでいます。
そうすることによって飛行機を真下から大きく捉えることができ、飛行機が強調されています。

ああ、こうやって水面だけでも宮古島の青い美しい海を表現できるんだなと感心しました。

また単に青い空の中にある飛行機だけじゃなく、白い雲が入ることで写真に立体感が増し、雲の形と水面のラインが似た角度で入ることで写真にまとまりが出ている素晴らしい作品だなと思いました。

僕も真似したくなるような1枚を見せて頂き、ありがとうございます。
本当に素晴らしかったです。

おめでとうございます!

受賞者コメント
この度はグランプリに選んでいただき、本当にありがとうございます!
このようなコンテストに応募したのは今回が初めてだったので、グランプリという素晴らしい賞を与えていただき、本当に嬉しく思います。

下地島の17エンドで下地島空港に着陸する飛行機を半水面で撮影しました。
飛行機が通り過ぎるのは一度きりな上に一瞬なので、飛行機が通るタイミングに合わせてノールックで何度もシャッターを押しました。
慌てて撮影したので、シュノーケルを咥えずに海に入り海水をガブ飲みしてしまったのを覚えています笑

今回、水中のみならず水面での楽しみ方まで宮古島の海の魅力をたくさん教えていただいたFish a go goの佐瀬さん、幸子さん、本当にありがとうございました!
今回の賞をいただいことを励みにこれからも海の魅力をより多くの人に伝えられるような写真を撮っていきたいと思います!

準グランプリ 『忍び寄る影』

撮影者
井上 夏美 様

審査員コメント
正直このシーンは僕も何度も見たことあるシーンで、過去にも宮古島フォトコンで選ばれたこともある地形だと思います。
最初は僕もそう思ってスルーしたのですが、今まで見た雰囲気と何かが少し違う。
改めて見てみると、少し引いたところから撮影をすることで左側の岩の壁が入ったり、この怪獣のような岩のインパクトをドーンと最大限に活かすのではなく、周りの風景に馴染ませています。
さらにそこに強いライトで目を光らせることによって、暗い影から怪物に見られているような感覚になりました。

しかも作品のタイトルが「忍び寄る影」です。
完全にやられたー!と思った1枚です。

そして、まさに同じ地形ポイントではあるのに作者の目線や意図によって違った作品になる。
これこそ宮古島フォトコンの醍醐味なんじゃないかと強く思いました。

本当に良い物語を見せて頂きました。
最後までグランプリと本当に悩んだ素晴らしい作品でした。
ありがとうございました。

受賞者コメント
この度は、素敵な賞をいただき、ありがとうございます。
まさか入賞できるとは思っていなかったので、素直に嬉しいです。
「もし、こんな大きなモンスターが海の底にいたら…」という、暗い海から忍び寄るような、ちょっとゾクっとする恐怖感を写真に表現してみました。
この面白いポイントに案内してくださったFish a go go!の佐瀬さんには、心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。

優秀賞 『海底うとうと日和』

撮影者
三浦 陽子 様

審査員コメント
午後の柔らかい光が部屋の中に差し込むような、そんな優しい癒しの雰囲気を感じさせてくれる1枚でした。
このハダカハオコゼの距離感が絶妙で、寄りすぎず、引いた状態で撮影することでハダカハオコゼの住む環境、言い換えれば家が映り込んでいます。
そこに強すぎない光芒が入ってくる。
まさにうとうとするにはもってこいの環境ですね。

受賞者コメント
このたびは素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。
差し込む自然光が海の中とは思えないほど穏やかで、撮影しながらこちらまで気持ちがほぐれていくのを感じました。
息を潜めながらシャッターを切った一枚です。
いつも海中で見守ってくださる「Fish a go go!」ご夫妻にも感謝しています。

優秀賞 『固結び』

撮影者
塚本 勇太 様

審査員コメント
ウミヘビがくるんと自分に巻き付いて、結び目みたいになっている面白いシーンで、そこを主役に写しているシーン。
きっと撮影者もなんか変だな〜と思いながら、その巻き付いてる場所を面白く感じ、そこにピントを合わせ写真の中で最も大きく映るように配置していて、しっかりと強調されています。
撮影者どこを面白いと思ったのか、そしてそれを伝える技術のある良い写真だなと思いました。

受賞者コメント
入賞できたことを心より嬉しく思います。
「何だあれ、どうなってるんだ!?」という驚きと好奇心で撮影した一枚です。
これからも海の美しさや不思議さを伝えられるような写真を撮っていきたいと思います。

優秀賞 『遺された窓』

撮影者
山本 悟 様

審査員コメント
沈船の窓を内側からストロボやライトを使わずにあえて青のまま表現した1枚で、白黒写真ではないのですが、色を限定することで白黒写真のような時の流れを感じさせる1枚だと思います。
また窓にソフトコーラルが入る場所を選ぶことでこの沈船が長く静かにここにあるんだということが伝わってきます。
撮影者の意図に対して、撮るべき撮影手法を選択した素晴らしい写真だと思います。

受賞者コメント
この度は賞に選んで頂いてありがとうございました!
沈船の窓を撮った写真で、窓の向こうを魚が通ったら素敵だな、エミナマリンさんのロゴみたいになるな、と思って20分くらい粘ったのですが、結局通ることなくこの写真を応募することとなりました笑
ただ、魚がいなくても、海に沈んでガラスも外れてしまい遺された窓枠に、時の流れと共にソフトコーラルが新しい窓をつくり、新たな形で在り続けることを表現するような写真になったのかもしれません。

宮古島には2024年から訪島しているのですが、美しい海と地形、沢山の生き物がいますし、沈船ポイントもあり(沈船にも生き物が盛り沢山。)、大好きになりました。今後も訪れ続けたいと思います。
いつも楽しくご案内して頂けるエミナマリンの松浦さん、ありがとうございました!

優秀賞 『新春マンタ』

撮影者
Hina 様

審査員コメント
まさに新春というタイトルにふさわしい。縦構図にしていることで年賀状にそのまま使えそうな感じで。
なかなかクリーニングステーション以外でマンタに会うのは難しいし、早いのによく捉えた瞬間です。
そして何より爽やかで前向きになれる素晴らしい1枚でした。

受賞者コメント
元旦の海で奇跡のように出会えたマンタ。その瞬間を導いてくれた船長にも心から感謝しています。
選んでいただけたこと、そして素敵な一年の幕開けとなったことをとても嬉しく思います。

優秀賞 『燃えよドラゴン』

撮影者
松永 篤男 様

審査員コメント
ヒオドシウミウシの立ち上がった瞬間を真正面から見事に捉えてるな!と本当に素晴らしい瞬間を撮っているなと思いました。
ウミウシの目までしっかり捉えています。被写界深度も浅すぎず深すぎずの絶妙な塩梅。見た瞬間、目を引かれた素晴らしい1枚でした。

受賞者コメント
この度は優秀賞にご選出頂き誠にありがとうございます。
撮影日は台風の接近に伴い当初予定していた高野エリアではなく波の影響が少ない西側の狩俣エリアでのダイビングだったのです。
高野エリアのダイビングを楽しみにしていた私とって内心は残念ダイビング。のはずが、宮古島恐るべし。
こんな素敵なドラゴンに出会うことができました。
アクアスターの皆様に心より御礼申し上げます。
狩俣エリアは私にとって忘れられないダイビングスポットになりそうです。

優秀賞 『八重干瀬』

撮影者
津山 徹 様

審査員コメント
爽やかで良い1枚ですね!どちらかというと慶良間諸島のようなイメージだったのですが、ワイルドな宮古島にもこんな景色があるんだと僕自身新しい発見になりました。
自然光をうまく活用してナチュラルな仕上がりになっていて、まさに海の中ってこうだよなと思わせてくれる1枚でした。

受賞者コメント
この日は久しぶりの八重干瀬でした。
透き通る青い海の中、サンゴ礁の間を泳ぐハナミノカサゴ。思わず何枚も写真を撮りました。
選んで頂きありがとうございました。

優秀賞 『宇宙への旅路』

撮影者
Nature 様

審査員コメント
確かにトウモンウミコチョウって宇宙船みたいだなと、被写体の見方を変えさせてくれた1枚でした。
浮遊生物やクラゲなどを見て宇宙船みたいと思うことは僕も良くありますが、まさかウミウシでそれを表現されるとは驚かされました。
被写体だけじゃなく背景も濃いブルーに仕上げることでより宇宙に向かう感じが出ていて素晴らしいです。物語を感じさせてくれる1枚でした。

受賞者コメント
この度は作品を選んでいただき、ありがとうございます。
柄の綺麗なウミウシが、ガンダムのホワイトベースのシルエットの様に見えたので、宇宙空間を意識して撮影しました。
このウミウシを探して下さった、サマーパーティーなおと君、いつもありがとう!

優秀賞 『現る』

撮影者
田中 花 様

審査員コメント
お見事というしかない1枚。背景のバックライトは狙っておいたのでしょうか?それともダイバーが手に持ってたライトがたまたま重なったのでしょうか?
ネムリブカのシルエットが綺麗に浮かび上がっています。
洞窟内でのバックライトのシーンは眩しくて、ライトの方を直視できない上に、カメラは光のコントラストが強すぎて被写体のピントを合わせるのが非常に難しいんです。
それをしっかり撮影している上に光に照らされた岩肌が惑星を思わせ異世界のような雰囲気が溢れています。
本当に素晴らしいです!

受賞者コメント
この写真だけでなく、宮古島の海の中で撮った写真すべてが私の宝物です。
一緒に潜ってくれた仲間たち、そして宮古島の海の美しさを教えて下さった Fish a go go!の皆さまに心から感謝いたします。

ビギナー部門

グランプリ 『逆立ち界の挑戦者』

撮影者
三浦 里沙 様

審査員コメント
ビギナー部門は水中写真に縛られない自由な発想の作品が多く素敵だなと感じていたのですが、その中でもこのウミヘビが逆立ちをしているシーンもその1つでした。
ちょっと波を打ちながら立ち上がるウミヘビのなんとも言えない空気感に、背景の白砂と海のグラデーションがすごく素敵にマッチしていて、色味の調整も素晴らしかったです。

写真の中に不思議な雰囲気が溢れていて素晴らしかった!
独自の目線をもった作品でグランプリに選ばせて頂きました。
おめでとうございます。

受賞者コメント
潜っているとき、砂地からウミヘビが逆立ちしたまま静止しているのを見つけました。
動く気配もなく、まるで海の時間が止まったようで、しばらく見とれていました。
その不思議で少し可愛らしい姿を残したくてシャッターを切りました。
初めてのフォトコンテストでこの一枚がグランプリに選ばれたことを本当に嬉しく思います。

入選 『海の中の背比べ』

撮影者
堀川 浩 様

審査員コメント
ネムリブカの兄弟が川の字になって寝ているようなシーンで、どんな会話をしてるのかなと気になってしまった1枚。
近付いてしまったら起きて逃げてしまいがちなネムリブカですが丁寧にアプローチして近くから撮影しているなというのと、手前に岩を入れることで写真に奥行き感が出て巣穴の中にいるような感じが写真から伝わってきます。
丁寧に撮影された素晴らしい写真でした。

受賞者コメント
この度は、私の作品「海の中の背比べ」を選んでいただきありがとうございます。
初めてのコンテスト参加での受賞となり大変うれしく思います。
審査員の皆様、そして海の中を案内していただいたダイビングショップ伊良部リーフの皆様に感謝申し上げます。

この作品は、水中でサメに出会うと一般的に怖いイメージですが、小さめの体でかわいいです。
この2匹、元気に泳いでいたのですが、突然ぴたっと止まり、綺麗に並んでいるのを見てまるで背比べしているようで面白くなって撮影しました。

今後は、さらに撮影技術を勉強し、写真を通じて海の楽しさを多くの人々に伝えていけるようになればいいなぁ~と思っております。
ありがとうございました。

入選 『パラレルワールドの入口』

撮影者
野崎 文香 様

審査員コメント
見事に水面に水中世界を写した写真ですごく目を惹かれました。綺麗に反射させるには水面が非常に穏やかな必要があります。
バタバタ動いてしますのは当たり前ですが、泡を吐くのも水面に波紋ができてしまいダメなんです。そこをきちんとコントロールされて美しく水面を演出されています。
本当にビギナーなのかな?と疑ってしまうような笑 素敵な作品でした!

受賞者コメント
この度は素晴らしい賞に選んでいただきましてありがとうございます。
上下対照になるように試行錯誤した通り池。水面上は別の世界だったら面白いのに!と思いながら撮影しました。
一緒に遊んでくれる仲間たち、これからもたくさん遊びましょう!
師匠のLINK 高橋さん、これからも手厚いご指導よろしくお願いします!

未来に残したい宮古島の海部門

該当作品なし

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